You are registered as BAD_IP by Protector.
gusagiです。
Protectorモジュールの拒否IPに登録されてしまった場合について、書かせて頂きます。
GIJOEさんが公開しているProtectorは、全てのXOOPS Cubeユーザに導入をお勧めしたい重要なモジュールです。
しかし、モジュールの性質上、管理画面でどのように設定すれば良いのか判らない人や、Protectorで拒否リストに載ってしまった場合の対応方法が判らない方も多いのではないかと思います。
今日のタイトル「You are registered as BAD_IP by Protector.」は、拒否リストに載ってしまった場合に画面に表示される文字列です。
こうなると、最低でも管理画面で設定した時間(デフォルトだと3日間)は同じIPアドレスからアクセスが出来なくなります。
また、無期限で拒否リストに載ってしまった場合は、いくら待ってもアクセス出来ません。
こうなると、Protectorのバージョンが2の場合は復旧が面倒だったのですが、現在配布されているバージョン3の場合は、かなり楽になっています。
{XOOPS_TRUST_PATH}/modules/protector/configs/ の下に、badips******(******は任意の文字列)というファイルがあるので、これを消すことで復旧出来ます。
ただし、レンタルサーバを利用している場合、badips******はApacheが作成しているために、ファイルを削除出来ない場合があります。
こう言った場合、一番簡単な方法は、mainfile.phpに当てたパッチを一時的に解除して、管理画面で拒否IPから解除することでしょう。
○XOOPS 2.0.X(JP版)の場合、mainfile.phpの最下部付近を以下のようにします。
//include_once XOOPS_TRUST_PATH.'/modules/protector/include/precheck.inc.php';
if (!isset($xoopsOption['nocommon']) && XOOPS_ROOT_PATH != '') {
include XOOPS_ROOT_PATH."/include/common.php";
}
//include_once XOOPS_TRUST_PATH.'/modules/protector/include/postcheck.inc.php';
赤い字で書かれた「//」を、Protectorのパッチ箇所に追加すれば、Protectorによるアクセス制限が解除されます。
○XOOPS Cube Legacy2.1.Xの場合も、基本的には同様です。
if (!defined('_LEGACY_PREVENT_LOAD_CORE_') && XOOPS_ROOT_PATH != '') {
//require XOOPS_TRUST_PATH.'/modules/protector/include/precheck.inc.php' ;
@include_once XOOPS_ROOT_PATH.'/include/cubecore_init.php';
if (!isset($xoopsOption['nocommon']) && !defined('_LEGACY_PREVENT_EXEC_COMMON_')) {
include XOOPS_ROOT_PATH.'/include/common.php';
}
//require XOOPS_TRUST_PATH.'/modules/protector/include/postcheck.inc.php' ;
}
これで、サイトにログインして、管理画面で設定を変更することが出来るようになります。
ただし、このパッチを解除している間は、Protectorによる防御が行われなくなります。
つまり、サイトのセキュリティが大きく低下している状態となります。
拒否IPから自分のIPアドレスを解除したら、追加した「//」をすぐに消すことを絶対にを忘れないで下さい。
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