gusagiです。
先週に引き続き、HD同梱の携帯対応モジュールについて書かせて頂きます。
(4) テーマ下テンプレートによる最適化が可能
携帯対応モジュールでは、出力の最適化処理は殆ど実装していません。
将来的にも、テーブル部分の表示組み替えなどは、未実装のつもりです。
では、携帯用に出力を最適化するにはどうすればよいか。
その答えが、テーマ下テンプレートの活用です。
これは、携帯対応モジュールではなく、HD側の機能ですが、テーマ毎のディレクトリの
中に、templatesディレクトリを作り、最適化したいテンプレートを配置します。
例えば、user_block_login.htmlを最適化したい場合は、
自分で最適化したテンプレートを
{XOOPS_ROOT_PATH}/themes/mobile/templates/user_block_login.html
として配置することで、最適化したテンプレートが出力されるようになります。
※パスから「templates/」が抜けていたので、修正しました(2008.03.14 09:45)
(5) お手軽高速化
XOOPSでは、「○○を更新しました」などのメッセージ表示 -> リダイレクトという処理が
一般的です。
この処理は、PCの場合はそれほど大きな問題ではありませんが、携帯の場合
・metaタグのrefreshが動作しない端末がある
・リダイレクト画面の表示分、パケット代金が掛かる
などの問題が発生します。
そこで、携帯対応モジュールでは、お手軽高速化を標準で装備しています。
これは、XCL本体のコードには手を付けずに実装していますので、XCL本体の
アップデートにより処理が変わるという心配もありません。
以上、先週と今週で携帯対応モジュールの大まかな特徴を書かせて頂きました。
XCL本体も、2.1.4RCのリリース告知が出ましたし、モジュール単体での配布は
それほど遠くないと思います。
HDをお使いでない方も、興味がありましたらご利用下さい