Zend StudioでSubversion
10/16からRYUSに入社したgusagiと申します。
以後、よろしくお願いいたします。
今日は、タイトルにもあるように、Zend Studioで開発する際にSubversionを利用する方法について、書かせて頂きます。
現在の最新バージョンであるZend Studio 5.5 日本語版では、標準でSubversionの利用が可能です。
ただし、Commitを実行しようとすると、
—-
Non-ASCII character detected (see above), and unable to convert to/from UTF-8
—-
といったエラーが出てしまうことがあります。
これは、コミットログに日本語を使用する際に発生するエラーです。
また、Logを実行して過去のコミットログを表示しようとしても、表示できない文字が”?\xxx"という形式で出力されます。
TortoiseSVNなどを用いている場合は、TortoiseSVNがUTF-8に変換してコミットしてくれるので問題はありませんが、せっかくZend StudioにもSubversionの機能があるのですから、Zend Studioだけで完結するようにしてみました。
必要なことは、
(1)Windows用の最新Subversionをダウンロードしてくる
(2)Zend Studioの設定を変更する
(3)環境変数「APR_ICONV_PATH」を変更する
の3つです。
(1)Windows用の最新Subversionをダウンロードしてくる
Subversionの配布サイトから、最新版のバイナリパッケージをダウンロードするだけです。
2007年10月17日時点での最新バージョンは「svn-win32-1.4.5.zip」のようです。
ダウンロードしたら、適当なフォルダに解凍しておいてください。
(2)Zend Studioの設定を変更する
Zend Studioのメニューから、[ツール]->[カスタマイズ]を選択し、[ソース制御]のタブを開きます。
ここにある「SVNプログラムのパス」に、(1)で解凍したフォルダの[bin]にある「svn.exe」を選択します。
(3)環境変数「APR_ICONV_PATH」を変更する
Windowsの[コントロールパネル]->[システム]を開き、環境変数の設定画面を開きます。(Windowsのバージョンによっては、若干手順が違うかも知れません)
「システム環境変数」に「APR_ICONV_PATH」を登録します。
変数名が「APR_ICONV_PATH」、変数値は(1)で解凍した中にある[iconv]フォルダの絶対パスとなります。
上記の設定を行ったあとで、Zend Studioを再起動すれば、Zend StudioでSubversionを使う際にも、日本語のコミットログを扱うことが出来るようになります。
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