2008年4月8日(火曜日)

知らなかったTortoiseSVNの便利な機能

カテゴリー: - gusagi @ 14時27分19秒

暖かくなったかと思えば、昨日からの雨で気温が下がったりといった気候で、体調管理に不安を覚えているgusagiです。

ファイルのリリース作業を行う際に、ある時点から現在までに変更したファイルを取得したい、なんてことがあったりします。
今までは、"svn log"でログを確認しては、変更のあったファイルを個別に"svn export"していたんですが、これだとミスが発生する可能性が高いため、調べてみました。
そこで、初めて知ったのですが、実はTortoiseSVNにはリビジョン間の差分だけ取得するという、まさに欲しい機能が存在していました :oops:

詳細は、こちらを参照して頂けば判ると思うのですが、SVNのログを表示して、差分を取得したいリビジョン2つを選択した状態で右クリックすると、右クリックメニューの中に、リビジョン比較が存在するので、それを実行します。
リビジョン比較では、差分ファイルの一覧が表示されますので、後はそのファイルを選択してエクスポートすれば、差分ファイルだけの取得が完了です。
今まで、チマチマと時間を掛けてやっていた作業が、1分も掛からないで完了してしまいました :shock:

TortoiseSVNは、結構長い間使っているのですが、こんな便利な機能があることに本日初めて気付きました。
TortoiseSVN以外にも、実は知らないだけで便利な機能がありそうですし、普段使っているアプリケーションについて、改めて使い倒してみるというのも面白いかも知れませんね。


2008年1月23日(水曜日)

WebDAV+SVNの設定で苦戦

カテゴリー: - gusagi @ 18時47分10秒

gusagiです。
今日は、WebDAV+SVNの設定に苦戦した一日だったので、はまった部分と設定方法について書きたいと思います。

RYUSでは、スタッフが増えてきたこともあり、作業の効率化のために色々と取り組んでいたりします。
ソースの管理についても、LAN内部でSVNを使うか、インターネット経由でもSVNを利用可能にするか検討中なのですが、実際に使ってみようということで、svn+sshでのアクセスや、WebDAV+SVNでのアクセスなど試してみました。
元々、svn+sshでの設定方法は判っていたのであっさりと実験出来たのですが、この場合サーバアカウントが必要になるなど、SVN利用者が増えるに従って管理が複雑になってきます。
逆に、WebDAV+SVNの場合は、アカウント管理はかなり単純になります。
ただし、暗号化やアクセス制御などは必要なので、こちらの設定が多少複雑化も知れません。

例として、http://example.com/repos でSVNにアクセス出来るようにしようと思います。
ドキュメントルートは /var/www/html、リポジトリは /home/project/svn とします。
WebDAV+SVNを利用する場合、mod_dav_svnやmod_authz_svnが必要なので、これらのモジュールを事前にインストールしておきます。
次に、apacheの設定ファイルで

<Location "/repos">
    DAV svn
    SVNPath /home/project/svn
    AuthzSVNAccessFile /var/www/html/svn/.authz
    AuthType Basic
    AuthName "Authentication"
    AuthUserFile /var/www/html/svn/.htpasswd
    Require valid-user
</Location>

と記述します。
上記の設定をした場合、/var/www/html/svn/.htpasswdに記述されたユーザのみ、/var/www/html/svn/.authzに記述された権限に従って、リポジトリにアクセスが可能になります。
なお、上記2ファイルはドキュメントルートの外に置いた方が安全です。

ここまで設定したら、apacheを再起動して、設定を有効にしてからブラウザでアクセスが出来るか確認します。
私も、ここまでは問題なく出来たのですが、この先ではまりました。
(続き…)


2007年10月17日(水曜日)

Zend StudioでSubversion

カテゴリー: - gusagi @ 18時05分27秒

10/16からRYUSに入社したgusagiと申します。
以後、よろしくお願いいたします。
今日は、タイトルにもあるように、Zend Studioで開発する際にSubversionを利用する方法について、書かせて頂きます。

現在の最新バージョンであるZend Studio 5.5 日本語版では、標準でSubversionの利用が可能です。
ただし、Commitを実行しようとすると、
—-
Non-ASCII character detected (see above), and unable to convert to/from UTF-8
—-
といったエラーが出てしまうことがあります。
これは、コミットログに日本語を使用する際に発生するエラーです。
また、Logを実行して過去のコミットログを表示しようとしても、表示できない文字が”?\xxx"という形式で出力されます。
TortoiseSVNなどを用いている場合は、TortoiseSVNがUTF-8に変換してコミットしてくれるので問題はありませんが、せっかくZend StudioにもSubversionの機能があるのですから、Zend Studioだけで完結するようにしてみました。

(続き…)


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