NHK総合 クローズアップ現代 「過熱!ゲーム通貨売買錬金術」
本日放送されたクローズアップ現代 「過熱!ゲーム通貨売買錬金術」はリアルマネートレードの問題についての話でした。
*リアルマネートレード by IT用語辞典 e-Words
RPGなどのオンラインゲームは数年前から盛んになっていますが、この中でしか通用しない通貨が次第に現実の世界で取引されるようになっています。これらゲームの中は戦うことによってお金を得ることができます。
単純な操作でもお金を得ることができる場所ではパソコンを自動操作して無尽蔵にゲーム内の通貨を得るという方法で多額のバーチャルマネーを稼ぎ出しているグループが既に存在していました。その存在によりバーチャル世界の経済バランスが崩れたり、違法行為を行っているゲームキャラクターが通常のキャラクターのゲームをすることの邪魔になっている、などの問題が起こっています。
そこで稼ぎ出した資金が、ブラックマネーとなって利用されているのではないかという問題も提起されていました。問題点はゲーム内の通貨はすべてゲーム主催会社の所有物であり、現実の通貨とは交換できないため、通貨の交換がアングラ化している、ということにあるようです。
最後に、今はやりのセカンドライフ(Second Life)とういことで紹介がされました。
私も今までのオンラインゲームは知らないのですが、番組の中で言われたようにセカンドライフの場合は主催会社であるリンデンラボ社自身がL$(リンデンダラー)と呼ばれる通貨を発行し、そのリンデンダラーからの米ドルへの交換もリンデンラボ社が行っているということです。そのため、今問題になっているアングラ化は起こらないだろうという結論となっていました。
他にも通常のオンラインゲームだとゲームプレーヤーが制作した武器や衣装などの著作権はすべて主催会社のもの、となっているようですが、セカンドライフの場合は制作物はすべてプレイヤーのものとはっきり明言されていることです。
オンラインゲームでバーチャル世界の通貨が現実世界の通貨との交換もあり得るという、可能性を示されましたがそれをよりよい形で実現していると思われるのがセカンドライフだ、と締めくくられていました。
最後に余談ですが、セカンドライフの様子を紹介している動画に4人のバーチャルプレイヤーが映っていましたが、全員知っている方のように見えました。んー、まだ日本のセカンドライフは拡がりきってはいないので目立つなら今がチャンス!という感じでしょうか。
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