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数年前はPHP5.3対応のご相談を受けていたのですが、最近はPHP5.4対応のご相談をよく受けるようになりました。
PHP5.4対応の一番の問題として htmlspecialchars関数 の問題があります。この関数はXSS対策に良く用いられる関数なので、Webシステムで利用されないことはまずありえません。
そのhtmlspecialchars関数がPHP5.4以降、文字コードの指定がないとデフォルトで文字コード「UTF-8」だと判断して動作するようになりました。
これが問題になるのはかつてPHPプログラムで文字コード「EUC-JP」をメインに使ってた頃のプログラムです。(UTF-8以外だとダメなのでSJISとかももちろんダメですけどね)
XOOPSもかつてはEUC-JPを使うのが主流でしたので、その頃に構築したサイトはPHP5.4へ移行するとこの問題にぶちあたります。
この問題が発症すると症状として何が起きるかというと文字列の抜け落ちが発生します。XSS対策でサニタイズしている文字列なんかはまるごと抜け落ちるので、たとえば、掲示板とかで枠線とか外観は正常に表示されるのに書き込みメッセージが全く表示されないというような症状になります。
対処法としては、XOOPSなら全般設定で言語を「japanese」から「ja_utf8」へ変更することで回避できます。
他のシステムでも内部エンコードをutf-8にしてあげればほぼ回避できると思います。.htaccessで設定変更できるなら下記の様にします。
ちょっとしたプログラムであれば、これだけで問題解決することもあると思います。
# もちろんDBとの接続やファイルの読み書きがある場合は、そのやりとりの文字コード変換をあわせていく必要はありますけどね。
PHP5.4対応の一番の問題として htmlspecialchars関数 の問題があります。この関数はXSS対策に良く用いられる関数なので、Webシステムで利用されないことはまずありえません。
そのhtmlspecialchars関数がPHP5.4以降、文字コードの指定がないとデフォルトで文字コード「UTF-8」だと判断して動作するようになりました。
これが問題になるのはかつてPHPプログラムで文字コード「EUC-JP」をメインに使ってた頃のプログラムです。(UTF-8以外だとダメなのでSJISとかももちろんダメですけどね)
XOOPSもかつてはEUC-JPを使うのが主流でしたので、その頃に構築したサイトはPHP5.4へ移行するとこの問題にぶちあたります。
この問題が発症すると症状として何が起きるかというと文字列の抜け落ちが発生します。XSS対策でサニタイズしている文字列なんかはまるごと抜け落ちるので、たとえば、掲示板とかで枠線とか外観は正常に表示されるのに書き込みメッセージが全く表示されないというような症状になります。
対処法としては、XOOPSなら全般設定で言語を「japanese」から「ja_utf8」へ変更することで回避できます。
他のシステムでも内部エンコードをutf-8にしてあげればほぼ回避できると思います。.htaccessで設定変更できるなら下記の様にします。
php_value mbstring.internal_encoding UTF-8
ちょっとしたプログラムであれば、これだけで問題解決することもあると思います。
# もちろんDBとの接続やファイルの読み書きがある場合は、そのやりとりの文字コード変換をあわせていく必要はありますけどね。