スタッフブログ

  • 最新配信
  • RSS

Citrix XenServer

 : 技術全般 2009/2/27 23:40

Blogger's Avatar

美味しい焼肉を食べて、幸せな気分のgusagiです

最近、自宅サーバの調子がおかしくなっており、真剣に新しいマシンの購入を検討していたりします。
ハードウェア構成はだいたい決まってきているのですが、自分の当初の計画では、Windows Vista Business(64bit)上にVMwareで仮想環境を構築しようと思っており、VistaがDSP版であっても2万円近くするのが悩みの種でした。
「新しいPC上に仮想環境で複数のサーバを構築したい」という要求と「急な購入なのでなるべくコストを抑えたい」という要求を満たすために、社内で相談してみました。

やはり「64bitのLinux上にVMwareを入れるのが良いんじゃないか」という意見が一番多かったのですが、satoさんからCitrix XenServerを教えて貰ったので、少しだけ調べてみました。

Citrix XenServerは、昨年の10月に発表されたXenServer5が最新で、4つのEditionが存在するのですが、その中の一つ「Express Edition」が無償で利用出来ます。
XenServer4.1までは同時稼働させることが出来る仮想ホスト数やメモリ制限があったようなのですが、5からはこの制限が撤廃され、単一の物理サーバ上に構築するのであればExpress Editionでも実用可能なようです。
更に、有償のEditionでは、複数の物理サーバ上で仮想ホストを実行することで高可用性を確立したり、仮想ホストを実行中のサーバに障害が発生した場合に別のサーバで仮想ホストを復旧させたりという機能もついているようです。
流石に、個人で手が出せる価格ではありませんが、まずはXenServerを試してみるという意味でも、Express Editionを一度試してみるのは面白そうです。

更に更に、つい先日にはEnterprise Editionを無償配布するというプレスリリース(英語)も発表したようです。
自分も、このプレスリリースについてしっかりと読み込んでいないのですが、配布開始時期などによってはこちらを導入してみたいと思っています。

最近は、ハードウェアスペックも上がってきており、仮想化が実現しやすくなっています。
興味のある方は、まずは無償版のソフトウェアを使って試してみては如何でしょうか?

トラックバック

スタッフブログ最新
カテゴリ一覧

〒104-0061 東京都中央区銀座1丁目3番3号 G1ビル7階
お問い合わせ TEL 03-3524-8860

Copyright(c) 2012 RYUS.All Rights Reserved.