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龍司の注目しているCMS

Ryuji : CMS 2008/7/31 17:12

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先週、第19回WebSig会議「特集!Open Source CMS オープンソースのWebシステムを、どうビジネスシーンに活用するか」に参加してきた龍司です。

最近、XOOPSについてお話させていただく機会が増えてきたので、「他のオープンソースCMSと比較したときにXOOPSの良さって何だろう?」ということを良く考えるようになりました。

だんだんとこういうときはXOOPSが良さそう。こういうときは、他のCMSの方がいいかもというのが少しずつ見えてきたような気がしてます。

さて、そんなことを思いながら参加してかたWebSig会議だったわけですが、「これいいんじゃない!」と思えるCMSがありましたので、それらのCMSとあわせて、私の注目してるCMSの紹介をしたいと思います。

NetCommons
国立情報学研究所が中心となって開発されているCMSです。
現行のNetCommons1.xは、XOOPSがベースとなっています。

学校、教育分野では多数の導入実績があり、今後もこの分野では普及していくことでしょう。

私はこの夏にリリースされるといわれているNetCommons2.0に注目しています。
XOOPSベースだった1.x系と違い、NetCommons2.0では、mapleをつかって一から開発しなおしています。

ユーザグループごとにNetCommons内にグループ専用サイトがつくれるような形のCMSです。

現在は、XOOPS専門でやっているRYUSですが、今後NetCommonsを利用したサイト構築やモジュール開発、NetCommonsのテーマデザインも手がけていく予定です。

MODx
DreamweaverライクなCMSです。
Dreamweaverで、テンプレート機能を利用してサイト構築された経験がある方なら非常になじみやすいと思います。

自由なサイト構築ができるのが特徴ですが、その反面、やや複雑すぎるところもあると思います。
XOOPSやBLOGでのサイト更新に慣れ親しんだ方には、MODxで構築されたサイトを更新するのは抵抗感じるんじゃないかなぁ。

コーポレートサイトなどには向いていると思います。

SOYCMS
MODxと同様にコーポレートサイトなどに向くCMSですが、MODx以上に私は注目してます。
MODxよりも自由度は下がりますが、その分、インターフェースがシンプルです。

SOYCMSが一番活躍するだろうなぁと思うのは、既存静的HTMLサイトのCMS化だろうと思います。
既存サイトのHTMLをガシガシコピー&ペーストで、SOYCMS側にページを作成していって、日常更新をかけるところだけ、動的に更新できるようにしてやる。
そんな風に、既存静的HTMLサイトをCMS化できるんじゃないかなぁと感じてます。

OpenPNE
mixiのようなSNSをつくれるCMSです。
XOOPSと同じく「コミュニティ」というのがひとつのキーワードになると思うのですが、切り口は異なります。

OpenPNEの場合、人と人とのつながりの表現やコミュニケーションの場をつくるツールだと思います。
一方XOOPSは、コミュニティ内での情報集約、情報の蓄積に向くCMSだと思います。

コミュニティの「人」に焦点をあてたOpenPNE
コミュニティの「情報」に焦点をあてたXOOPS

こういう違いがあるんじゃないかなぁと考えてます。


というわけで龍司の注目しているCMSをざっくりと紹介してみました。
今後RYUSでは、XOOPS以外のオープンソースCMSについても、サービス提供していくことを検討していますので、XOOPSにするか、他のCMSにするかお悩みでしたら是非ご相談ください。

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