スタッフブログ
こんにちわ。なおとです。
自宅用のPCとして、ネットトップを購入しました。 ネットトップとは、最近satoさんが話題に取り上げましたが、ようするに小型のパソコンです。
私が選んだのは、マザーボードにASRock製のものを使った、OEMブランドのベアボーンキットです。 ハードウェアの構成は、以下のようになります。 モニタなしOSなしで、総額約5万円でした。
- CPU Intel Atom 330 1.6GHz
- チップセット NVIDIA ION
- メモリー DDR2-800 4GB
- ディスク SSD 64GB
OSはUbuntuにしました。
使ってみるとこれがすばらしく、何もかもが速い気がします。 DVD品質の動画再生もまったくスムーズです。 ディスプレイはもっていた17インチ液晶モニタを使います。 いままでアナログの口だけ使っていたのですが、DVI-Dで接続して無駄なく使います。
体感速度ですが、インストールにもあまり時間がかからず、それにスイッチ入れると1分以内で起動するのがうれしかったです。
さてOSのインストール。はじめに日経LINUX 7月号の付録の「Ubuntu 9.04 Desktop 日本語 Remix CD」を使ってインストールしました。 ここでちょっと思いたち、64bit対応のCPUということで「Ubuntu 9.04 Desktop amd64」も試しにインストールしました。
こちらのインストールには、Ubuntuの公式サイトからディスクイメージを入手して使いました。 これも問題なく、快適に動きます。
しかしながら64bitという満足感もそれほどでもなく、用途としても不必要だったこともあって、結局もとの32bit版を入れなおしました。
WebブラウザのFirefoxを、バージョン3.5系を使いたいので追加でインストールしました。 名称がShiretokoというコードネームになっています。 また、サイトの表示は日本語でも問題ないのですが、UIが一部を除いて英語表記になっています。 設定を確認すると日本語用の言語パックが互換性の問題で無効になっていました。 ちょっといじっただけでは改善する見込みがなさそうなので、追及するのは諦めました。
エディタはEmacs 22 Gtk、日本語変換にPrime、ターミナルのROXTermを追加しました。 今のところ使わないですがLXDEもインストール。 仕事のPCと同じアプリをつかえて、快適度もアップです。
またsource.listにMedibuntuのリポジトリも追加しました。
さてこのPC、この先5年は使いたいと思っています。 SSDの場合は物の性質として寿命が短いという話があります。 それでもディスクは1年もてば問題ないと考えているので、それも気になりません。 念のため、ディスクの約半分の領域を空けた状態で、半分だけ使ってUbuntuを入れてあります。 エラーが多くなるなどなった段階で残りの半分の領域を使うようにすれば、倍長持ちするということを狙っています。 でもその前に、Windows 7が発売されたら、それをインストールするのに使うと思います。