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satoです。
XOOPS Cube日本サイトのニュースのページから新着情報を見ることが多いのですが、一昨日この中にXOOPS汎用データベースモジュール 0.1リリースというニュースがありました。
汎用データベース(以下汎用DB)とは何かと言うと、名前の通り、どんな用途にでも使えるデータベース、ということになります。
Accessとか使ったことがある方は、あれをXOOPS上で行うものだと思えばわかりやすいと思います。
項目を自由に定義して、そこに自由にデータを入力することができます。社員名簿、出欠記録、売上記録、商品リストなど、様々な用途で利用することができます。
XOOPSでは既にwaffleという汎用DBモジュールが存在しますが、選択肢が増えるのはいいことなので、今回はこちらを試してみたいと思います。
XOOPS Cube日本サイトのニュースのページから新着情報を見ることが多いのですが、一昨日この中にXOOPS汎用データベースモジュール 0.1リリースというニュースがありました。
汎用データベース(以下汎用DB)とは何かと言うと、名前の通り、どんな用途にでも使えるデータベース、ということになります。
Accessとか使ったことがある方は、あれをXOOPS上で行うものだと思えばわかりやすいと思います。
項目を自由に定義して、そこに自由にデータを入力することができます。社員名簿、出欠記録、売上記録、商品リストなど、様々な用途で利用することができます。
XOOPSでは既にwaffleという汎用DBモジュールが存在しますが、選択肢が増えるのはいいことなので、今回はこちらを試してみたいと思います。
XOOPS汎用データベースモジュール(何か固有名詞があるといいのですが…)のダウンロードはこちらから行えるようです。
ダウンロードして解凍してみたところ、ja_utf8の言語ファイルがなかったため、最近のXOOPS Cubeで動作させようとすると文字が表示されません。
まずlanguage/japaneseフォルダを、language/ja_utf8としてコピーします。そのあとja_utf8以下のファイルを全てUTF-8に変換します。Windowsであれば適当なフリーソフトをVectorなどからダウンロードするのが楽ですが、findとnkfが入っている環境であれば、
で変換できます。
言語ファイルを用意できたら、普通にインストールします。
インストールして、メニューから開くと、以下のような画面になります。
どうやら初期状態でいくつか項目が定義されているようです。すぐ試せるようになっているのはいいですね。
この状態でメニューを見ると、「登録」というサブメニューが出ているのがわかります。
クリックすると、以下のような入力画面になります。
適当に入力してみたところ、「File A」の項目で「ファイル「File A」をアップロードできませんでした。」と言われてしましました。
どうやらこの「File A」の項目はPDFしか許可されていないようです。詳しくは後で説明しますが、今回は空にしておきます。(どのファイル形式ならアップロードできるか表示されるといいですね)
「登録」を押すと登録され、以下のような詳細画面になります。
入力したものが登録されているのがわかります。ここでデータの修正や削除も行えるようです。
この状態でトップページに戻り、入力した内容で検索してみると、
ちゃんと検索結果が表示されます。
これで、現在定義されている項目に基づいたデータの登録・修正・削除・検索という、一通りの操作を行うことができることが確認できました。
さて、このままだとただの入力フォームですが、「汎用データベース」というからには、「Text Box A」や「Check Box A」といった項目を独自に定義することが可能です。
管理画面に移動してみましょう。
管理画面を開くと、このような画面になります。
これは、現在定義されている項目の一覧が表示されています。
実際に利用する場合は、「Text Box A」というような名称であることはないと思うので、最初は一度全て消してしまうのがいいと思います。ただし、「一覧リンク」が「はい」の項目は1つは残しておく必要があるようなので、先に「一覧リンク」が「はい」の項目を1つ作ってから、いらないものを削除するのがいいようです。「一覧リンク」は、検索結果から詳細画面にリンクさせる項目を指定するもので、これを指定されている項目がないと、検索結果から詳細画面に遷移できなくなります。
なお、項目を削除すると、その後の画面が真っ白になるので、「削除」のリンクは右クリックで別ウィンドウ(タブ)で開いて実行するのがいいようです。削除自体は正常に動作するようです。
今回は簡単な例として、「XOOPS Cubeリンク集」というデータベースを作ろうと思います。(リンク集ならWebLinksなどを使ったほうがいいと思いますが)
リンク集に必要な項目は
・URL
・サイト名
があれば最低限足りると思います。あとは好みで
・バナー画像
・サイトのスクリーンショット
・サイトの紹介文
などを用意してみるのもいいかと思われます。
管理画面の上部で項目の新規追加ができるので、ここで「テキストボックス」を新規追加します。
すると、項目の詳細情報を入力する画面になります。
ここで「キャンセル」を押すと画面が真っ白になる不具合があるようです。今のところは戻りたい場合はブラウザの「戻る」を使うか、メニューから戻るしかないようです。
まず「URL」項目から作成します。入力内容は
・項目名:url
・タイトル:URL
・必須:はい
・表示順:1
・検索ページ:表示
・一覧ページ:表示
・登録ページ:表示
・更新ページ:表示
・詳細/削除ページ:表示
・サイト内検索の対象:はい
・重複チェックの対象:はい
・一覧リンク:はい
・値型:文字列
・初期入力サイズ:32
・最大入力サイズ:255
・あいまい検索:有効
とします。他は特に入力しません。
同じ要領で「サイト名」も入力します。
・項目名:sitename
・タイトル:サイト名
・表示順:2
で、他はURLの時と同じにします。
あとは余計なものを削除して、「URL」と「サイト名」だけの画面になっていれば完成です。
トップページに戻り、データを入力してみました。
このように、簡単なリンク集が完成しました。
この要領で、自在にデータベースを作成することができます。
不具合がいくつか気になりますが、それ以外は十分実用できるレベルだと思いますので、汎用DBを使いたい場合は選択肢に入れておくといいと思います。
なお、このモジュールの作者はXOOPSモジュール開発研究所様です。質問や不具合報告などはそちらでお願いします。
ダウンロードして解凍してみたところ、ja_utf8の言語ファイルがなかったため、最近のXOOPS Cubeで動作させようとすると文字が表示されません。
まずlanguage/japaneseフォルダを、language/ja_utf8としてコピーします。そのあとja_utf8以下のファイルを全てUTF-8に変換します。Windowsであれば適当なフリーソフトをVectorなどからダウンロードするのが楽ですが、findとnkfが入っている環境であれば、
find . -type f | nkf -w --overwrite
言語ファイルを用意できたら、普通にインストールします。
インストールして、メニューから開くと、以下のような画面になります。
どうやら初期状態でいくつか項目が定義されているようです。すぐ試せるようになっているのはいいですね。
この状態でメニューを見ると、「登録」というサブメニューが出ているのがわかります。
クリックすると、以下のような入力画面になります。
適当に入力してみたところ、「File A」の項目で「ファイル「File A」をアップロードできませんでした。」と言われてしましました。
どうやらこの「File A」の項目はPDFしか許可されていないようです。詳しくは後で説明しますが、今回は空にしておきます。(どのファイル形式ならアップロードできるか表示されるといいですね)
「登録」を押すと登録され、以下のような詳細画面になります。
入力したものが登録されているのがわかります。ここでデータの修正や削除も行えるようです。
この状態でトップページに戻り、入力した内容で検索してみると、
ちゃんと検索結果が表示されます。
これで、現在定義されている項目に基づいたデータの登録・修正・削除・検索という、一通りの操作を行うことができることが確認できました。
さて、このままだとただの入力フォームですが、「汎用データベース」というからには、「Text Box A」や「Check Box A」といった項目を独自に定義することが可能です。
管理画面に移動してみましょう。
管理画面を開くと、このような画面になります。
これは、現在定義されている項目の一覧が表示されています。
実際に利用する場合は、「Text Box A」というような名称であることはないと思うので、最初は一度全て消してしまうのがいいと思います。ただし、「一覧リンク」が「はい」の項目は1つは残しておく必要があるようなので、先に「一覧リンク」が「はい」の項目を1つ作ってから、いらないものを削除するのがいいようです。「一覧リンク」は、検索結果から詳細画面にリンクさせる項目を指定するもので、これを指定されている項目がないと、検索結果から詳細画面に遷移できなくなります。
なお、項目を削除すると、その後の画面が真っ白になるので、「削除」のリンクは右クリックで別ウィンドウ(タブ)で開いて実行するのがいいようです。削除自体は正常に動作するようです。
今回は簡単な例として、「XOOPS Cubeリンク集」というデータベースを作ろうと思います。(リンク集ならWebLinksなどを使ったほうがいいと思いますが)
リンク集に必要な項目は
・URL
・サイト名
があれば最低限足りると思います。あとは好みで
・バナー画像
・サイトのスクリーンショット
・サイトの紹介文
などを用意してみるのもいいかと思われます。
管理画面の上部で項目の新規追加ができるので、ここで「テキストボックス」を新規追加します。
すると、項目の詳細情報を入力する画面になります。
ここで「キャンセル」を押すと画面が真っ白になる不具合があるようです。今のところは戻りたい場合はブラウザの「戻る」を使うか、メニューから戻るしかないようです。
まず「URL」項目から作成します。入力内容は
・項目名:url
・タイトル:URL
・必須:はい
・表示順:1
・検索ページ:表示
・一覧ページ:表示
・登録ページ:表示
・更新ページ:表示
・詳細/削除ページ:表示
・サイト内検索の対象:はい
・重複チェックの対象:はい
・一覧リンク:はい
・値型:文字列
・初期入力サイズ:32
・最大入力サイズ:255
・あいまい検索:有効
とします。他は特に入力しません。
同じ要領で「サイト名」も入力します。
・項目名:sitename
・タイトル:サイト名
・表示順:2
で、他はURLの時と同じにします。
あとは余計なものを削除して、「URL」と「サイト名」だけの画面になっていれば完成です。
トップページに戻り、データを入力してみました。
このように、簡単なリンク集が完成しました。
この要領で、自在にデータベースを作成することができます。
不具合がいくつか気になりますが、それ以外は十分実用できるレベルだと思いますので、汎用DBを使いたい場合は選択肢に入れておくといいと思います。
なお、このモジュールの作者はXOOPSモジュール開発研究所様です。質問や不具合報告などはそちらでお願いします。