スタッフブログ
こんにちわ。なおとです。
いま読んでいる本について書いてみようと思います。
「ウェブログの心理学」
山下清美/川浦康至/川上善郎/三浦麻子 著
2005年に発表された、ちょっと古い本です。 以前にここで紹介した「教科書には載らないニッポンのインターネットの歴史教科書」と合わせて読むと、より一層理解が深まります。
私が個人的な「ウェブ日記」を付けようと思ったのは、2000年のことでした。 その後私が使っていたのと同じウェブ日記ツールで、著者の山下さんも日記を書いていることを知り、 また、世の中「ウェブログ・ブーム」が起こっていろいろと興味をもつようになり、 山下さんの「結局、日誌」を熱心に読んでいました。
その頃に一生懸命いろんなブログや掲示番やらを読んでいた時の経験は、今でも生きていると感じます。
まだこの本の半分読み進んだところなのですが、当時接した(結局、日誌などから知った)論文の流れを受けた内容で、その独特の視点に感心、納得させられます。
ところで巻末の附録「インターネット・ウェブログ関連年表」は2004年まであって、mixi、Gree、キヌガサの始まりを記して終わっています。 今日日のネット界隈のコミュニケーションといえばSNSは外せないと思うのですが、一方ではテキストサイトやVNIとかもはや古典となった昨今、 いっそう興味深く思いました。